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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第11章 最初は政宗から?




『ご馳走様でした!』


政宗『ん、俺もご馳走様でした。』


『お、政宗さんも食べ終わりましたか!』


政宗『あぁ、お前もか。』


『綺麗に食べましたね、政宗さん。』


政宗『そうか?
お前も綺麗に食べてるじゃねぇか。』







そういって、撫でてくれる政宗。
実は嬉しかったりする







『ちょっ、子供扱いはやめてください!
僕は24代目、伊達朝日……』


政宗『今は俺が当主だ。』


『そ、それはそうだけど……!』








そう、今の世では政宗が伊達家当主だ。
僕は500年後の当主。
わかってはいるけど……










政宗『ま、伊達家の血筋だな。』


『そうですよ、だから無闇に撫でないでくださ……』


政宗『イヤだ、撫でる』


『何でですか!』


政宗『俺は俺の信念を貫くからだ。』


『僕だって!
貴方のように信念を貫きたいんです!!』






じーっと目を離さずに
真っ直ぐ、政宗に向かっていう。








すると……








家康『ねぇ。』


『はい?
何ですか?家康さん。』


家康『背の傷……、経過診るから。』


『あ!そのことなんですが、秀吉さんと政宗さん曰く、前よりも良い状態らしいので……』


家康『ダメ。』


『え?』


家康『良いかどうかは俺が決める。
他人任せにするの、嫌だから。』





言い方は回りくどいけど、
心配してるってことだよね?







『はっ、わかりました。
家康さんにお任せします。』


家康『それ、いらないから。』


『何がです??』


家康『敬語、外していいから。』






三成みたいで面倒くさい。と家康は言った。
それなら……







『わかった、"家康"』


家康『うん、それでいい。』







少し、柔らかく微笑んだ。
とても綺麗だ。





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