第3章 ここまでの出来事
『ん……すぅ……すぅー……。』
秀吉『 朝日、起きろ。
もう朝だぞ』
『ん、にゃぁ……?
だ、れ……?』
秀吉『こーら、早く起きろ!
まだ寝惚けてるのか?』
『なんらぁ、秀吉さんじゃないれすかぁ……?』
目覚めかけの思考で僕は秀吉をみた
そりゃ寝惚けててもいいじゃん?
秀吉『ほら、早く着替えろよ
御館様も待ってる。』
とても男前の笑顔で、というか微笑まれた。
まぁ、褥から起きなきゃならないので
『わかりました。
じゃあ、着替えるので暫しお待ちを〜』
秀吉『おぅ、先に向かってるからな』
『はーい』
こう、着替えになると出てってくれるのいいよね。
政宗なんか、別に男同士ならいいだろ。とか言うけど。
あ、あれから秀吉とも仲良くなれたよ?
僕が女子って気づいてないから、弟みたいにされてるけど。
『ふぅ、着替え終了。
広間へいきますか〜』
スッ……(襖を開け)
『あ、おはようございます。
光秀さん』
光秀『あぁ、おはよう。
昨日はよく眠れたのか?』
『お陰様で、光秀さんにやられた頬がまだ痛いですよ。』
嫌味たらしくニコリと笑ってやった
それを返すかのように
光秀『そうか、貴様にはあれくらいが丁度いいらしいな』
にやりと笑われた
『4日目なのにまだ痛いですよ。
さ、朝餉いきましょう』
光秀『そうだな。
家康のところへはいったのか?』
『?
いえ、いきませんけど?』
光秀『なら行くといい。
薬を貰っておけ』
『?
はーい』
そんなこんなで話していたら広間へ着いた。
席は政宗の隣、御先祖様の隣って感激なことだよね〜。
信長『皆、いるな?
では朝餉を食べよ』
家臣共々『はっ!』
政宗『味わって食ってくれよ?
せっかくの食だからな!』
『はいはい、わかってますよ〜』モグモグ