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【イケメン革命】月小屋続編◆返還の祭典【R-18】

第11章 5th night【ゼロ】R-18



「…ぁ……ゼロ…ぉ……っ!」

控えめに響く甘やかな声が快楽の高まりを知らせる。

普段見せる剣の太刀筋とはまるで違う、柔らかく優しい触れ方でゼロがレイアを攻めていく。


「やっ……ぁ………あぁっ……ん」


舌で絡め取られ、指で撫でられ、下腹部へ蜜が降りて溢れていく。


視界の片隅に映る、愛撫を繰り返すゼロは
寡黙で紳士的ないつもの彼とは別人のようだ。

まるで獲物を喰らう獣のようだ。

その姿を捉える度に
更に情欲が湧き上がってくる。



「う……っ……ぁ、ゼロ……ぉ……んんっ」

胸の頂から下腹部へ降りる。
滑らかな腹部へも、濃厚な口づけが落とされ、水音が響く。


はしたない蜜を零す中心が近づき、羞恥と期待がないまぜになって敏感になっていく。



「……レイア」

「………ん…」


ゼロの熱くなった手が、太腿に添えられる。

「……いいか…?」

「…………うん……」

短い言葉のやりとりだった。


それでも、十分すぎるほど伝わる。



撫で上げられ、内腿の敏感な部分に指先が触れる。


「……んっ…ぁ……」


内腿を溢れ伝う透明な蜜。
ゼロはそれに触れ、絡めるように撫で上げる。


「あぁんっ……」

蜜壺の入り口に触れた瞬間、いやらしい水音が響いた。

花びらに絡みつく蜜を指で撫で回し、そのままするりと蜜壺の中へ指しいれる。

「ひぁ……んっ……!」

とぷん、とゼロの指をたやすく飲み込み、レイアの身体は快楽に震える。

ゼロは蜜壺に沈めた指で奥を突きながら、赤い蕾を同時に撫でた。

「やあぁんっ!!だめ、ゼロ……っ!!」

触れるか触れないかの柔らかいタッチで数回撫でられただけでイッてしまう。

何も考えることができない…。

ゼロ自身は荒い吐息で興奮しているはずなのに、触れる手や指先は、どこまでも優しくとろけるようだ。

(どうしてこんなに…優しく……)

溺れそうな快楽の中で、尽くすように愛撫を重ねるゼロが、愛おしくてたまらなくなる。

「……ゼロ……っ……も、だめ………ぇ……ぁ…」

苦しげな嬌声に、ゼロがレイアを覗き込む。

「……どう、した……?」
「……も、もぉ………欲し……っ…」
「えっ………」


欲情し、ねだるレイアの言葉が意外だったのかゼロは虚を突かれたように目を見開いた。
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