【イケメン革命】月小屋続編◆返還の祭典【R-18】
第9章 4th Night【カイル・アッシュ】※R-18
レイア side--------
カイルの中心は荒々しく滾っているのに
蜜壺に触れる指先は、どうしてこんなに慈しみに溢れているのだろう。
壊れ物を扱うように
敏感な部分を絶妙な加減で、カイルの指が攻めてくる。
「あぁっ……だめ、カイル……あぁ……っ!」
腰が何度もびくんと震え、何度も軽くイッてしまう。
蜜が溢れ出すのが止められない。
だらしなく緩んだ脚も、もうどうしようもない。
(恥ずかしい……)
蜜壺に指が差し入れられると、カイルは的確にレイアの感じる場所を探り当て、刺激を重ねていく。
「ああっ、だめ、カイル…そこだめっ!!」
一気に登りつめ、蜜が溢れていく感覚が止められない。
「ああぁっ!!」
声も抑えられない。
カイルの指が引き抜かれると同時に透明な蜜が溢れていった。
甘くしびれながらけいれんする蜜壺に、カイルの鈴口が触れる。
「わりぃ……もう限界」
「うん……来て……」
熱くなったカイルの視線から逸らすことができない。
そのまま蜜壺が、熱くなったカイル自身を飲み込んでいった。
「……はぁんっ……」
「………っ」
熱い。
蜜壺が、カイルでいっぱいになる。
「お前ん中……熱すぎだろ……」
カイルの額から汗が流れ、余裕のない笑みが一つこぼれた。
「カイ、ル……気持ち、いい……?」
カイルが顔のすぐ横に手をついて迫る。
「……わかりきったこと、聞くなっつーの…っ」
「あぁっ」
それを皮切りに律動が始まる。
「あぁっ、あ……ぁ……カイル……や…ん……っ」
突く度に漏れる甘い声。
眉根が寄せられ、受け止めきれないほどの快楽が押し寄せる。
もう溺れてしまいそうだ。
「や……ぁ…あ…っ」
打ち付けられるカイル自身が激しさを増して、絶頂が近いことを知らせてくる。
「……っ、レイア……もう……」
「んっ……うん……きて……っ」
返還の指輪が光を放ち、二人を包み込む。
カイルの身体の重みがぐっとレイアにのしかかり、そのまま熱い白濁が注ぎ込まれていった。