【イケメン革命】月小屋続編◆返還の祭典【R-18】
第9章 4th Night【カイル・アッシュ】※R-18
Kyle side--------
好きな相手以外に抱かれるのが、いいわけねぇじゃねーか。
嫌じゃない、と言いながら見上げたレイアの顔は、どこか儚げで、なぜかその表情を見ると身体の奥に熱いものがこみ上げる感覚があった。
(なんで煽られるんだ…)
理性的に振る舞いたいと思う気持ちに反して、身体の奥に生まれた熱がまるで獣のように言うことを聞かずに暴れだす。
ベッドに波打つレイアの髪、口づけで濡れた唇が、カイルをただの男に変えていく。
レイアの柔肌を吸う度に、甘い芳香が鼻を抜けるような感覚があった。
舌先で胸の頂を包めば、果実のように甘い気がした。
甘いものは苦手なはずなのに、レイアの身体から溢れ出る甘い香りは不思議と嫌じゃない。
レイアの甘い嬌声が響くと頭の奥がしびれそうになり、下腹部の自分自身が限りなく熱く滾っていく。
「あっ……んぁ……カイ、ル……」
(……くそ…きついな……)
耐えかねて、カイルはベルトをゆるめ、ボトムを全て下ろす。
「カイル……」
「……あ、な…なんだよ…っ、おい……」
レイアは乱れた髪を揺らしながらゆっくり起き上がると、はちきれそうなカイル自身にそっと手を伸ばした。
「あっ……」
触れられただけで、僅かにカイル自身が震えてしまう。
先走りの蜜が滲んだ先端に、レイアがそっと舌を這わせる。
「おいっ、お前何や………っ!」
極限まで耐えていたせいか、僅かな刺激で余裕がなくなってしまう。
「んん……っ」
伏せ目がちに舌を這わせるレイアの顔に、更に煽られて熱くなってしまう。
「……レイア…っ、待てって……!」
舌先の動きが止まり、上目遣いに見上げられると、カイルはもうどうにかなってしまいそうになる。
(このアングルはいくらなんでも…)
なんとか昂りを抑え込み、カイルは体勢を逆転させる。
「あ……ダメ、カイル……っ」
「だめってことねーだろうが……人に散々しといて…」
スカートを剥いで、白く伸びた両脚を抱え込み秘部を晒す。
「あっ……や……ぁ」
内腿まで濡れて光る蜜壺に指を這わせ、カイルはそっと蜜を絡ませ奥へ進んでいった。