【イケメン革命】月小屋続編◆返還の祭典【R-18】
第3章 1st Night【ランスロット・キングスレー】※R-18
露になった蜜壺は、ランスロットのすらりと伸びた指に貫かれた。
「あぁっ……ぁ……あんっ…んんっ……」
水音は部屋に響き渡り、火照りだす身体からは汗が滲み出す。
「はぁっ…はぁっ……や…ぁ……っ」
やがてその指が、突き抜けるほどの快楽を落とす場所に触れてくる。
「やっ……!!だめ……そこは…あぁっ!!」
やめるわけがないことを分かっていながら、無意味な抵抗の言葉が漏れていく。
「……目を逸らすな」
静かにそう言い放つランスロットの言葉は、従わざるを得ない威厳を放つ。
とめどない快楽に歪む顔を見られている羞恥が、レイアの心を更にかき乱していく。
ランスロットは僅かに上気した顔でレイアを覗き込みながら、蜜壺の甘い部分を執拗に攻め立てる。
「あっ…ぁ……だめ、だめです……イッちゃう…ああぁっ!!」
上りつめる快楽にレイアの身体は大きくしなり、腰を震わせながら絶頂を迎えた。
Lancelot side--------
絶頂を迎えたレイアが、ゆっくり身を起こし、乱れて汗と蜜にまみれた夜着を脱ぎ落としていった。
その姿は、以前と比べ物にならないほどの妖艶さを放っていた。
それは彼女の元々の素質なのか
それとも今までの経験から生まれたものなのか
それは誰にもわからないことだったが
ランスロット自身を熱くさせるには十分すぎる姿だった。
(女とは……こうも変わる生き物なのか)
ランスロットはたまらなくなり、レイアを後ろから抱きかかえた。
「っ!ラ、ランスロット様?!」
ランスロットは答えることなくレイアの首筋に唇を寄せる。
「あぁっ……!」
(いつからこんな風に誘う色香を出すようになった…)
心がかき乱され、無言でその柔肌を貪らなければいてもたってもいられなくなってしまいそうになる。
「はぁっ……あ……んんっ……」
背後から、その豊満な胸に指を這わせ、首筋から肩へ舌を滑らせる。
(……もう限界だ)
欲望を抑える限界ではなく、心が理性を保てなくなる限界を迎えそうになっていることをランスロットは理解していた。
(これ以上は……全て奪いたくなってしまう)
ランスロットは僅かに唇をかみ締めると、レイアの腰元を両手で掴んだ。
「行くぞ」