第17章 防衛戦
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私は立ち上がり
レイラを睨み付けてからコーナーに戻った
大門「おい!!反則だぞ!!ふざけてんのか!!」
大門先生が相手コーチに野次を飛ばす
客席もどよめいていた
海音「大丈夫か?」
海音が私の頭を押さえる
「あいつ…ぶっ殺す…」
海音の言葉は頭に入ってこなくて
ただ怒りだけが込み上げていた
大門「!大丈夫か!
ドクター呼ぶか!?」
凄い心配そうな顔
「いいです
次のラウンドで試合終わらせますから」
海音「大門先生、これヤバイやつっすよ…」
大門「完全にスイッチ入ったな…」