第11章 初めては視線と共に
「「「「「えっ!?」」」」」
『確か次はおそ松お兄ちゃんだよね?どうするの?私をどうしたい?今日はやめておくって言うなら私はどっちでもいいけど…』
「ま、待て、なみえ!?無茶をするんじゃないっ!!」
『大丈夫だよ?カラ松お兄ちゃん…無茶じゃないよ、自分の身体の事は自分がよくわかってるよ?それに早いほうがいいんでしょ?ねぇ…どうする?おそ松お兄ちゃん?』
もう一押しかな…?でも恥ずかしいなぁ…もう…。
『ねぇ…おそ松お兄ちゃんも気持ちいい事したいよね?////私、一度シャワー浴びてくるね…戻ってくるまでに決めておいてね?』
そう言って私は血で汚れたバスタオルを回収して部屋を出た、たぶんお兄ちゃん達の意識は別に向いたはず、今私が側に居なくてもカラ松お兄ちゃんに無体な事はしないと思う。
シャワーを浴びてスッキリした後自室に戻り、新しい下着を…あった、着心地がよくて三色揃えたスリップ、青、白、赤のうちおそ松お兄ちゃん色の赤…これはショーツもセットになってるし下品な赤じゃないから買った物だけど着けた事はなかった…今ここで着ける事になるなんて…。
新しいバスタオルを持ってお兄ちゃん達の部屋へ階段を上がる。
『お兄ちゃん達?入るよ?』
部屋へ入ると、お兄ちゃん達は円座になって座ってた、何か話合ってたのかな?クルリと振り向いた顔が皆真顔…当たり前だけど同じ顔…真顔だと特徴がなくなるのよね。
『どう?決まった?』
「勿論するよ、今度は弟達と一緒にカラ松も見てるってさ♪」
『えっ?や、やだ…////』
されるのと見られるのとじゃ恥ずかしさの度合いが違うよぉ…。
「ありゃ、モジモジしちゃってどうしたのかな~?見られるのが好きなんでしょ♪」
おそ松お兄ちゃんもパンツ一枚になって、新たに敷いたバスタオルの上に胡座をかく。
「はい♪なみえちゃん、こっち来てここ座ってよ、勿論兄ちゃんの方向いてね」
『う、うん…////』
素直におそ松お兄ちゃんの上に跨がる…。
「やっと遠慮なくなみえちゃんを触る事が出来るなんて兄ちゃん感激♪」
おそ松お兄ちゃんはスッと目を細めると私の胸元にキスをおとす、なんか凄い色気があるよなぁその顔…。
「それにさぁ…俺色のランジェリーわざわざ着けてくれるなんてさ、可愛いよなぁ…」