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ボクの彼女はキミの彼女(仮)

第1章 ロク


『あー…』

チラチラと携帯を見るミキコちゃん

「もうそろそろ帰る?」
『すみません、時間が気になって…』
「あ、じゃあ今日はお開きにしよう。ミキコちゃんは僕が送っていこうか?車あるし」

なんでアツシくんが割り込んでくるかなぁ……
ムッとしたのは僕だけじゃないみたい

ミキコちゃんはふんわり微笑んで、やんわりと断る


『いや、そんな大丈夫です』
「アツシく〜ん、二次会行こうよ!」
「そうだねぇ、トド松はどうする?」
「悪いけど、帰るよ」
『じゃあ一緒に帰りませんか?』
「えっ、いいの?」
『もちろん!トド松さんさえ、良ければですけど…』
「えっ、いや、送らせてください」

みんなと別れて駅に向かう。

「そういえば、ミキコちゃんは兄弟いるの?」
『トド松さんは?』
「あ〜……兄さんがいる、かも」
『かも…?』
「僕の事はいいから、ミキコちゃんの話が聞きたいよ〜」
『私はトド松さんの話が聞きたいです』

見合わせて、自然と笑いが溢れる


楽しい時間はあっという間
目の前には人の行き交う駅

『またご飯でも行きましょうね』
「うん、絶対行こうね」

ひらひらと手を振って
電車に乗り込むミキコちゃんを
僕はずっと見つめていた。

「恋、したかも…」

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