第4章 665
「てかさ、ミキコちゃんまじかわいすぎじゃね?
ちょっとお兄ちゃんの上に座ってみてよ」
『ちょ、』
気付けばおそ松さんに腕を引かれ、向き合うように膝の上に座らされてしまった。
『近いんですけど…』
「やー、やっぱりかわいいわ、ホント」
ほぼ初対面なのになんなんだ。
そう思う隙もなく、そのまま抱きしめられてしまった。
「ねぇ、俺もうツラいんだけど」
『っ?!?!』
小さく耳元でそう囁かれると同時に、腹部に当たるナニか
『やっ!その!あのっ!!えっ!?』
「俺まだ童貞でさぁ…ミキコちゃんとならいいかなって…」
きゅん、とした。
アルコールのせいなのか、必死さが可愛くてなのか、わからない。
『おそ松さん……、』
「こるるるるぁ!なにしとんじゃああ長男ンンン!!」
シコ松さんの怒声で我にかえる。
カラ松さんに、抱きかかえられるようにしておそ松さんから離される
「大丈夫か?!何もされてないか?!」
「十四松兄さん!!卍固め!!」
「アイアイ!!」
「ちょ、お前らやめっ……アーーッ!!」
賑やかだ。
本当に賑やかだ。