• テキストサイズ

cloudiness

第1章 1


リンがアンディと言う名前になったのはアサネが、リンは男なのに『リン』と言う名前が何か呼びにくくてつけたからだ。
今は班内の場所替えをしてユミがリンの隣りだが、場所替えする前はアサネがリンの隣りであり、アサネがたまたまリンの方を見たら丁度英語文の『私はアンディです』って書いていたからだ。

「今日もアンディ見に行くなー?w」
アサネと一緒にユミはリンを見る。

「いやいいって」
微笑して軽く拒否るリン。

まぁ拒否られても2人には行かないと言う選択肢は無いのだが。


チャイムが鳴る。
ほぼお喋りタイムだった国語の時間が終わった。

「きりーつ」
委員長の声が聞こえる。

ユミはかったるそうに立ち上がる。
アサネがユミを見て笑った。
リンも笑う。

「何かショウタロウみたいやねw」
リンが言うとショウタロウがこっちを向いた。
「え?なに?」
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp