第6章 6~#name3#目線~
そう思いながら、前を歩くアサネ後ろ姿を見た。
結構綺麗。
........って、何を思ってんねん自分はっ
バイっつっても定かじゃないしっ
.......自分がアサネの事好きでも、アサネは自分の事好きちゃうやろし。
いや、確実に好きちゃうわ。第一同性愛者というキャラじゃない。
............何でもいいや、もう........
報われる訳ねぇもンな........
「あ、もーちょいで部活終わるくない?」
アサネが時計を見て言った。
「あ、ホンマや。文芸部の奴等に見つかったらヤバいよなw」
「確かになw」
笑って、2人で駐車場の車の影に隠れる。
狭いから、たまに自分の腕とアサネの腕が当たる。
何でこんなドキドキしてンだろ........
やっぱ........好きなんやろか........