第6章 お昼での小さな幸せ
「…」(デカッ…。メロンパンってこんなにデカイの…?)
「…いた…だきます…。」
一口、メロンパンを食べる。
「一口小さっ!!」
火神に言われた。
「う…うるさいな……。多分…これ食べるのに相当時間かかる…。」
「!?…俺なら3分で終わるぞ…?」
「…火神君の胃袋と一緒にしないで…。……お腹いっぱい…。」
「早っ!」
「無理しなくていいですよ、菜月さん。」
「!…テツ君…。」
黒子が微笑んだ。
そして、なんとかして食べ終わった。昼休みギリギリまで…。
「…吐きそ…。」
「は!?マジかよ…。」
「…っ…誰が食べさせたと思ってんの…!」
部活の時間になるまで、机に突っ伏していた。
そして…部活の時間になった。