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彼女はキセキの特別 【黒子のバスケ】

第17章 夏合宿と…


「やっぱり…あんまし…美味しくない…かな…。」

「!…」(監督…。)


すると日向は黙々と食べ始めた。


「ごっそさん。美味かったけど、ちょっと辛かったから、飲み物買ってくるわ。」


そして、完食し、そう言うと、左手をポケットに入れ、調理室を出て行った。


「味は個性的だけどいけるよ。料理に1番大事なもんは入ってる。愛情がな。けど、もしかしたらどっかで作り方間違ってるかもな。もう1回、作ってみないか?」


そう言い、木吉も監督に微笑みかけた。


「ごちそうさまでした、監督。」


私は空になったお皿を監督に渡した。


「菜月ちゃん…。」


監督はそのお皿を受け取ってくれた。


「うん!」

『男前…男前だよアンタら…!!』


伊月が調理室を出ると…。


「日向、日向ぁぁ!!」


廊下で倒れている日向。

木吉は…というと…机を叩き、ポタポタと変な汗を流している。


「誰かリコに作り方教えられねぇか…?」

「ていうか木吉、変な汗超出てる…!菜月は?」

「っ…うっ…て…テツく…っ…。」

「慣れないことするからです。少食なのに、こんなもの食べるなんて。」

『こんなものって…!黒子お前…!』


私は黒子に支えてもらいながらようやく立っていられることができた。


「だったら水戸……!?」

「水戸……!?」

「うああっ!召されちゃってますけど…!」


水戸部は天に召されていた…。


「じゃ、じゃあ、誰が教える…?俺か…伊月…。」


すると、火神が何かを作り始めた。
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