【夏目友人帳×REBORN】懐かしのわんだーらんど
第2章 幼少期
私には小さな頃の記憶が鮮明に、今でもこの前あったかのように思い出せる
小さい頃の私には地獄のような日々を
私には先祖から受け継いだ妖怪。この世に存在しゆるものを見ることが出来る
小さいながらに昔の私は他のものにはそれが見えないことも知らず
「あっ…」
「…なに…あれ」
「気持ち悪い…先生!!…すごい気持ち悪いのがいるの!!」
「どうした貴音!!」
「見て!!あそこ!!なんかすごい気持ち悪いのが!!」
「おい!どこの事だ!!」
「なんで!!どうして先生見えないの?!ほらあそこだよ!!」
「何を言ってるんだ?…何も無いじゃないか!!」
「そんな…どうして?見えないの?!」
「お前、先生をからかってるのか!!」
「いやっ…ちがっ」
「職員室に来い!!」
………
小さな私は皆が見えないことも知らずに
理解者を求め周りに妖がいることを伝え続けた
しかし、
「嘘つき!!」
「うそつき!!」
「そんなの言わないでちょうだい!!気味が悪いわ!!」
「寄らないでもらえるか?…お前キモイんだよ」
私は否定され続けた
だから私は
「すべて消えてしまえ」
目をそらした