第1章 結婚したいのは誰?
相葉side
目が覚めると、松潤が朝ごはんを作ってくれた。
「今日、松兄は仕事?」
「うん。取材が1本だけって言ってたから、午後には家にいるかな。」
なんて話をしていると、バタバタという足音と共に「じゅーん!無事かー!」と翔ちゃんが物凄い勢いで松潤に抱きついていた。
…翔ちゃん、無事ってなに(笑)
「ちょ、ちょっと翔くん!なに?なに?無事って?ってゆーか、相葉くんいるんだから離れて!」と怒られていた。
「相葉くん!潤に手を出してないよね!」
「はぁ?」⬅相潤ハモる(笑)
「いくら相葉くんでも、潤に何かしたら許さないよ!って潤?」
翔ちゃんが必死になっていると
「アハハ。:+((*´艸`))+:。」と笑いだした。
「あーごめん!どう?翔くん、少しは俺の気持ち分かった?風磨泊めたって聞いた時の俺がどんな気持ちだったかさ。」
「じゅーん!(。´Д⊂)ごめん!マジでごめん!」
「もういいよ。俺もヤキモチ妬いてごめんね。」
「潤…」
「しょおくん…」
ん?これは…
「ちょ、ちょっと二人ともストップ!俺いるんだけど!」
「あっ、相葉くんいたんだ」
「あっ、ごめん。」
居ましたけどー!翔ちゃんヒドイ!
「もぉー!このまま始めちゃうかと思ったよ!」
「いやいやさすがにキス以上はしないよ。」
いやいや、キスもダメだろ(笑)
「もぉー!しょおくん!」
「あぁ、わりぃ(笑)」
なんか、これ以上居たらお邪魔だね。
「松潤、色々ありがとね。そろそろ帰るよ。翔ちゃんも、松潤借りちゃってごめんね」
「潤に何かしてないんだったら、いつでもどーぞ。」
…だから、なんにもしてないってば(笑)
「ちょっと、しょおくん!変なこと言わないの!相葉くん、また飲もうね。あと、松兄にちゃんと甘えるんだよ。」
「うん。松潤みたいにはまだ出来ないけど(笑)頑張ってみるよ。」
二人にお礼を言い、家に帰った。
家に着くと、松兄からメールが来ていた。
《まー、仕事終わったよ。もう家にいる?》
《お疲れ様。もう家にいるよ。待ってるね。》
メールを終え、お昼ご飯を作り松兄の帰りを待った。