第1章 結婚したいのは誰?
松岡side
結局、あの後俺の家で飲むことになった。あれから何度かまーに連絡を入れたが、電話には出てもらえず、メールの返信もない。櫻井も連絡しているが、繋がらないらしく、「潤がぁ~」といつものキャスター姿が嘘だろってぐらい狼狽えていた。なんかすまん…
「櫻井、なんか巻き込んじまって悪かったな。」と言うと、「本当ですよ!まぁでも、テレビだし仕方ないんですけど…」と何か言い澱んでいた。
「けど、なんだよ?」と聞き返すと、二宮にも「あー、私も気になってたんですよね。あれ、テレビ用の発言だし、いつもの相葉さんならあんまり気にしないんですよね。でも、今日はちょっと違いましたよね。」と言われた。
そーいえばなんとなく、いつもと違ったような…と考えていると「相葉ちゃん不安なんじゃない?」と大野に言われ、櫻井と二宮も頷いていた。
…不安?え?
「不安ってなんだよ」と返すと「松兄ってモテるからさ。憧れてるJr.も多いしね。トドメにお前は絶対無理とか言われたらそりゃあ不安にもなるんじゃない?」と大野にサラッと言われた。
…大野…ちょっとはオブラートに包めよ(;・∀・)
「智くん…笑顔でキツいこと言うね(笑)」と櫻井が苦笑いしていた。