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デリバリー【気象系BL】

第11章 恋人


先にベッドに横になり
『おいで』って左腕を伸ばした


「おじゃまします…」


その上にカズくんがちょこんと頭を乗せると
胸にギュッと引き寄せた

お互いの腕が背中に回って
ぴったりと寄せ合ってる


「まーくんの心音、めっちゃ速いけど」

「カズくんも、」

「うん、俺もね」


目が合うとクスッと笑い合った
そのまま唇を重ねて、また微笑んで。
何度かそれを繰り返すうち


「ね、もっと…」


カズくんの瞳が色を含みだして
Tシャツの隙間に手を滑らせ、大きく開いた肩口にキスを落としながら指先で素肌を撫でた


「はっ…んんっ…」


初めて聞く、カズくんの艶声
平らな胸の小さな尖りが硬く主張しているのがわかる
Tシャツをたくし上げ、そこをチュッと音を立てて吸い上げた


「んぁっ…」


細い身体がビクンとしなる
感じてくれてるのかな、
そう思うと嬉しくて


「…気持ちいいの?」

「やっ…聞か、ないで…」

「教えて、カズくん」


知りたいんだ
とんな刺激を与えれば君が気持ちよくなってくれるのか


「…気持ち、イイっ… ……あっ…!」




脳が
甘く、痺れた
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