第8章 轟焦凍:オリジン
プレゼント・マイク《何今の…お前のクラス何なの……》
相澤《散々冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ》
プレゼント・マイク《それでこの爆風て!どんだけ高熱だよ!ったく何も見えねー。オイこれ勝負はどうなって…》
煙が晴れてステージが見えた
ドサッ…
ミッドナイト「緑谷くん……場外。轟くんーーー…三回戦進出!!」
『っ!私…ちょっと…!』
麗日「ちゃん!?」
は2人のもとへ急いだ
麗日「あれ…?何でこんなところに…花が…?」
地面を突き破って花が一輪咲いていた
―――――
『(デクくんはリカバリーガールのことろに運ばれるはず…焦凍くんは……)』
轟「?」
『焦凍くん…!』
轟「来てくれたのか」
『うん…大丈…』
轟「泣いたのか」
『あ…少し…』
轟「後ろ」
『え?』
轟「お前が通ってきた道に花咲いてるぞ」
『あっ!そんなあ!』
轟「ふっ…泣き虫なのは変わんねえな」
『あ…』
柔らかい表情になった轟にまた泣きそうになる
轟はの元に歩み寄り優しく腕の中におさめた
『よかった…ホントに…』
轟「緑谷のおかげで考えさせられた…。まだ迷ってるが…」
『迷っていいんだよ』
轟「!」
は微笑んだ
轟「あぁ。あ、悪い、汚れちまうな」
『ううん、大丈夫だよ』
轟「ありがとな、来てくれて」
『次も頑張ってね』
轟「あぁ」
轟は控室へ向かった
は走り出し、緑谷を探した
『……いた!』
席に戻る通路にオールマイトと緑谷を見つけた
『デクくーん!!』
緑谷「さん…!」
『ひどい怪我…』
緑谷「これでもリカバリーガールに治してもらったんだけど…」
『…焦凍くんを助けてくれたお礼』
緑谷「え…?」
『〜♪〜♪〜♪〜』
オールマイト「少女…!」
『リカバリーガールには内緒ね?』
オールマイト「君って奴は……」
緑谷「ありがとう…!」
『ちゃんと治したらバレちゃうからここまでね』
緑谷「うん、ありがとう!」
『じゃあまた後でね!』
緑谷「あれ、さんは…」
『私ちょっとやることがあるの』
緑谷「そっか、席で待ってるね」
『うん!』