第8章 轟焦凍:オリジン
その後も轟の氷結が緑谷を襲うが、指を弾き壊していく
切島「ゲッ、始まってんじゃん!」
上鳴「お!切島二回戦進出やったな!」
切島「そうよ。次おめーとだ爆豪!」
爆豪「ぶっ殺す」
切島「ハッハッハ、やってみな!…とか言っておめーも轟も強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからなー…」
爆豪「ポンポンじゃねえよ、ナメんな」
切島「ん?」
爆豪「筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、走り続けりゃ息切れる。個性だって身体機能だ。奴にも何らかの限度はあるハズだろ」
切島「考えりゃそりゃそっか…じゃあ緑谷は瞬殺マンの轟に…」
轟「耐久戦か。すぐ終わらせてやるよ」
緑谷「!」
轟の氷結は何度も緑谷を襲う
そして緑谷の右手は全て折れて使えなくなった
『(デクくん……!!)』
麗日「ちゃん…?」
プレゼント・マイク《轟、緑谷のパワーに怯むことなく近接へ!!》
轟は走り出し緑谷の元へ
ギリギリで避けた氷結をう左腕を犠牲にして砕いた
轟「………さっきよりずいぶん高威力だな。近づくなってか」
緑谷「うゔゔ」
轟「守って逃げるだけでボロボロじゃねえか」
緑谷「………!」
轟「悪かったな、ありがとう緑谷。おかげで…奴の顔が曇った。その両手じゃもう戦いにならねぇだろ。終わりにしよう」
プレゼント・マイク《圧倒的に攻め続けた轟!!とどめの氷結をーー…》
緑谷「どこ見てるんだ…!」
轟「!」
『っ!!』
緑谷は折れた指を弾いて轟を攻撃した
轟「てめェ…何でそこまで…」
緑谷「震えてるよ、轟くん。個性だって身体機能の1つだ。君自身、冷気に耐えられる限度があるんだろう…!?で、それって…左側の熱を使えば解決出来るもんなんじゃないのか…?」
『デクくん…』
緑谷「……っ!!皆…本気でやってる。勝って…目標に近づく為に…っ…1番になる為に!半分の力で勝つ!?まだ僕は君に傷1つつけられちゃいないぞ!全力でかかって来い!!」
轟「何の……つもりだ……。全力…?クソ親父に金でも握らされたか……?イラつくな………!」