第8章 轟焦凍：オリジン

プレゼント・マイク《さァ気を取り直して一回戦が一通り終わった！！小休憩挟んだら早速次行くぞー！》

しばらくして爆豪が席に戻ってきた

瀬呂「おーう、何か大変だったな悪人面！！」

蛙吹「組み合わせの妙とはいえとんでもないヒールっぷりだったわ爆豪ちゃん」

爆豪「うぅるっせえんだよ黙れ！！」

上鳴「まァーしかしか弱い女の子によくあんな思い切りの良い爆破できるな。俺はもーつい遠慮しちまって…」

蛙吹「完封されてたわ上鳴ちゃん」

上鳴「…あのな梅雨ちゃん…」

爆豪「フンッ！！…どこがか弱ェんだよ」

『！…ふふっ』

爆豪「何笑ってんだテメェ」

『ううん、何でもないよ。お疲れ様、爆豪くん』

爆豪「……ん」


次の試合は切島と鉄哲の試合が


プレゼント・マイク《あーーおォ！！今、切島と鉄哲の進出結果が！！》

腕相撲で勝利を勝ち取ったのは

プレゼント・マイク《引き分けの末キップを勝ち取ったのは切島！！》

鉄哲「ぐおおおお金属疲労が…！！もっと鉄分を摂っていれば…」

切島「いい…勝負だった！」

鉄哲「ケッ」

プレゼント・マイク《これで二回戦目進出者が揃った！つーわけで…そろそろ始めようかぁ！》


二回戦のステージに2人が現れた

そしてそこに麗日が到着

麗日「2人まだ始まっとらん？」

『うん、これか…お茶子ちゃん！？』

麗日「見ねば」

飯田「目を潰されたのか！！！早くリカバリーガールの元へ！！」

まぶたが赤く腫れていた

『お茶子ちゃん…』

麗日「行ったよ。コレはアレ、違う」

飯田「違うのか！それはそうと悔しかったな…」

常闇「今は悔恨よりこの戦いを己の糧とすべきだ」

麗日「うん。あの氷結デクくんどうするんだ……？」

は麗日の手を握った

『お疲れ様、お茶子ちゃん』

麗日「…！うん、ありがとう！」

プレゼント・マイク《今回の体育祭、両者トップクラスの成績！！まさしく両雄並び立ち今！！緑谷VS轟！！START！！》

開始直後、轟の氷結が緑谷に向かっていく

その氷を中指を弾き砕いた

冷風が会場を吹き抜ける

プレゼント・マイク《おオオオ！！破ったあああ！！》

『（でも…指が…！！）』