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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第7章 全てを持って生まれた男の子




プレゼント・マイク《1時間程昼休憩挟んでから午後の部だぜ!じゃあな!!》

はみんなの元へ向かおうとする途中、爆豪の姿を見つけた

『あ!爆豪くんだ!お疲れさムグっ!!』

爆豪はを引っ張り口を手で押さえた

『!?』

爆豪「黙ってろ…」

『…?』


緑谷「あの…話って…何?早くしないと食堂すごい混みそうだし……えと…」

『(デクくん…?)』

轟「気圧された。自分の誓約を破っちまう程によ」

『(焦凍くん…!!)』

轟「飯田も上鳴も八百万も常闇も麗日も…感じてなかった。最後の場面あの場で俺だけが気圧された。本気のオールマイトを身近で経験した俺だけ」

『!!』

緑谷「……それ……つまり……どういう……」

轟「お前に同様の何かを感じたってことだ」

『(まさか……焦凍くんにバレて……!?)』

轟「なァ……オールマイトの隠し子か何かか?」

緑谷「………」

『(そうだ…焦凍くんってちょっと天然だった……!!!)』

緑谷「違うよそれは……って言ってももし本当にそれ……隠し子だったら違うって言うに決まってるから納得しないと思うけどとにかくそんなんじゃなくて……」

『(そんなんじゃないとか言ったらダメだよ…!!)』

緑谷「そもそもその…逆に聞くけど…何で僕何かにそんな……」

轟「……「そんなんじゃなくて」って言い方は少なくとも何かしら言えない繋がりがあるってことだな。俺の親父はエンデヴァー知ってるだろ」

緑谷「!」

轟「万年No.2のヒーローだ。お前がNo.1ヒーローの何かを持ってるなら俺は……尚更勝たなきゃいけねぇ」

『(………)』

轟「親父は極めて上昇志向の強い奴だ。ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せたが…それだけに生ける伝説オールマイトが目障りで仕方なかったらしい。自分ではオールマイトを超えられねぇ親父は次の策に出た」

緑谷「何の話だよ轟くん…僕に…何を言いたいんだ…」

轟「個性婚、知ってるよな」

緑谷「……!」

轟「“超常”が起きてから第二〜第三世代間で問題になったやつ…」


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