第6章 番外編:救え!救助訓練!
轟「じゃあ次下ろすぞ」
爆豪「黙れ指図すんな」
13号「個性を上手く作用させ合い人助けをする。1組目にしてはとても効率の良い模範的な仕事です。これこそ、超人社会のあるべき姿だ!」
瀬呂「1人ただ引っ張るだけの人いますよ」
爆豪「ガヤがうっせえんだよ黙れよ!」
13号「自身の個性が貢献できないと判断した場合、それは正しい」
瀬呂「え?」
13号「適材適所。最近のプロはそれができない人が多いんです。“自分が自分が”ばかりで、かえって状況を悪くしてしまう例も多発しています。そこをよく理解してフォローに回ることを覚えれば彼も…きっと素敵なヒーローになると思いますよ!」
瀬呂「いやぁ素敵にはならんでしょうな〜」
爆豪「(後で殺す…!あのしょうゆ顔…!!)」
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相澤「んじゃ、次の組でラストだ」
麗日「これでよし。梅雨ちゃん、ちょっと怖いかもしれないけど、なるべく体勢崩さないでね」
蛙吹「ケロ」
麗日は蛙吹の肩に触れて浮かせた
尾白「来るぞ緑谷」
緑谷「任せて」
『よし、この担架ごと持ってっちゃうね!』
麗日「うん!」
担架に上鳴を寝かせてゆっくりと風で浮かせた
下から浮かんできた蛙吹が緑谷の側へ
尾白「麗日!いいぞ!」
麗日「解除!」
蛙吹は緑谷の腕の中へ
緑谷「保護!」
蛙吹「緑谷ちゃん、早く下ろして」
緑谷「ん?」
蛙吹「何だかとっても恥ずかしいわ…」
緑谷「あっ!」
蛙吹「あと私、足を骨折しているの。駄目よ、この体勢」
緑谷「ああっ!」
『よし、保護!』
尾白「要救助者、全員保護しました!」
13号「はい、終了です」
砂藤「ロープやら何やらと要救助者を浮かせてキャッチか…」
青山「ず・る・い☆」
砂藤「いや別にずるくねえだろ」