第5章 オールマイト
プレゼント・マイク「群がれマスメディア!今年もお前らが大好きな高校生たちの青春暴れ馬…雄英体育祭が始まディエビバディアァユウレディ!!?」
―――2週間前―――
緑谷「僕が…来たって…でもどうやって…」
オールマイト「雄英体育祭のシステムは知っているね?」
緑谷「っハイ!もちろん!サポート科、経営科、普通科、ヒーロー科がごった煮になって学年ごとに各種競技の予選を行い…勝ち抜いた生徒が本線で競う…いわゆる学年別総当り」
オールマイト「そう!!つまり全力で自己アピール出来る!!」
緑谷「ハア…」
オールマイト「ハアて!!!」
緑谷「いや…あの…仰ることはもっともです。でも正直あんなことの直後でいまいち乗り切れないっていうか……そもそももうオールマイトに見て貰えてるし僕的には体育祭で目立つモチベというか、そもそも現状こんな感じで目立てるとは思えないし体力テストでも全然だったし…」
『長い……』
オールマイト「ナンセンス界じゃ他の追随を許さないな君は!!」
緑谷「ナンセンス界…!」
オールマイト「常にトップを狙う者とそうでない者…そのわずかな気持ちの差は社会に出てから大きく響くぞ。気持ちはわかるし私の都合だ。強制はしない?ただ…海浜公園での気持ちを忘れないでくれよな」
オールマイトの話が終わり、放課後を迎えた
麗日「うおおお…」
Aクラスの扉の前にはたくさんの人だかりが
麗日「何ごとだぁ!!?」
『何でこんなに人が…?』
峰田「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」
爆豪「敵情視察だろザコ」
峰田「……!!!」
峰田は震えながら爆豪を指差した
緑谷「あれがニュートラルなの」