第5章 オールマイト
緑谷、飯田、麗日、はお昼を食べに食堂へ向かっていた
緑谷「麗日さんはどうしてヒーローになりたいの?」
麗日「え、えっと…お金…」
緑谷「お金…!?お金欲しいからヒーローに!?」
麗日「究極的に言えば…。何かごめんね不純で…!飯田くんとか立派な動機なのに私恥ずかしい」
飯田「何故!?生活の為に目標を掲げる事の何が立派じゃないんだ?」
緑谷「うん…でも意外だね…」
麗日「ウチ建設会社やってるんだけど…全っ然仕事なくってスカンピンなの。こういうのあんま人に言わん方が良いんだけど…」
飯田「建設……」
緑谷「麗日さんの“個性”なら許可取ればコストかかんないね」
麗日「でしょ!?それ昔父に言ったんだよ!でも…」
―――――
《ウチに就職する!?》
《うん!!大きくなったら父ちゃんと母ちゃんのお手伝いする!》
《気持ちは嬉しいけどなお茶子。親としてはお茶子が夢叶えてくれる方が何倍も嬉しいわ。したらお茶子にハワイ連れてってもらえるしなー!》
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麗日「私は絶対ヒーローになってお金稼いで、父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ」
『(偉いなぁ…お茶子ちゃんならきっと大丈夫…)』
飯田「麗日くん…!ブラーボー!!」
オールマイト「おお!緑谷少年がいた!!」
「「「『!!』」」」
オールマイト「ごはん…一緒に食べよ?」
麗日「乙女や!!!」
緑谷「ぜひ…」
オールマイト「少女もいいかい?」
『……はい』
3人は仮眠室へ