第27章 文化祭

『ありがとうございます、相澤先生』

相澤「…気にするな」

相澤に頼み、みんなが受けている補修を特別に病室で受けていた

相澤「今日はここまで」

『はーいっ』

相澤「…大丈夫か」

『え…？』

相澤「緑谷から聞いたんだろ、ナイトアイのこと」

『………。みんな…乗り越えたんですよね。なら…私だけ立ち止まってるわけにもいかない。それに…ナイトアイが言ってた伝言…聞きました。前向かなきゃ』

相澤「…そうか」

相澤はの頭を撫でた

『…！』

相澤「！すまん、つい…」

『懐かしい…イレイザーの手』

相澤「………」

『昔よく撫でてくれたね。変わらないや』

相澤「……今は絵面的にやばいな」

『あははっ、そうかも』

相澤「」

『？』

相澤「お前に話さなきゃいけないことがある」

『え…？』

相澤は制限のことを話した

『………』

相澤「ということだ。使うとお前の命が削られる」

『そう…ですか』

相澤「ああ」

『……それでも…私は…』

相澤「…って言っても使うんだろ、お前は」

『………』

相澤「……両親そっくりだ。本当に」

『それ褒め言葉ですか？』

相澤「呆れてんだよ」

『あれー？』

相澤「無茶は絶対にするな。いいな」

『…！はい』


―――――


リハビリなどを繰り返してやっと退院出来ることに

『はぁ……何か外に出たの久々…！』

オールマイト「…！」

『オールマイト…！』

オールマイト「よかった…！お見舞いに来れずすまなかった…！」

『んーん、オールマイトだって忙しかったでしょ？気にしないで』

オールマイト「君といい緑谷少年といい…！無茶ばかり…！」

『あはは…ごめん…』

オールマイト「みんなも待っている。行こう」

『うん！』

車に乗り、雄英へ向かう

そしてインターン組のいる別室へ


ｺﾝｺﾝｯ


相澤「入れ」

『失礼しまーす…』

緑谷「！」

麗日「ちゃん…！」

蛙吹「退院したのね！」

切島「！」

常闇「帰還」

『心配かけました！』

そのまま席に座り補修を受けた