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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第27章 文化祭




―――数日後―――


熱も落ち着き、意識が戻った

『あれから1週間も眠ってたの…私…』


ガラッ…


『……?』

緑谷「あ…!さん…!」

『デク…くん…?』

緑谷「意識が戻ったって先生から聞いてたけど…よかった…!」

『デクくんは…?大丈夫…?通形先輩も…エリちゃんも…ナイトアイも…みんな…』

緑谷「…!……… さん」

緑谷はその後に起きた出来事を全て話した



『そ……んな……』

緑谷「………」

『……なさい』

緑谷「え…?」

『ごめん…なさい……私が…早く目覚めてれば…治せたのに…っ』

緑谷「さんも危なかったんだよ!お医者さんが生きてるのが不思議って…」

『でも……私なら治せた…!救えた命だった…っ』

緑谷「さん…」

『ごめんなさい……ナイトアイ……』

ポロポロと涙を零すを優しく抱きしめた

緑谷「さんは謝らなくていいんだよ………」

『……っ』

緑谷「……生きててくれて…ありがとう…」

『…!』

緑谷「さんが起きない間…僕もみんなもすごく心配で……すごく怖くて……」

『………』

緑谷「本当に……本当によかった…っ」

『デクくん……っ……うぅ…っ』


―――――


大人数での面会は制限させているらしく、インターン組が少人数ずつ毎日会いに来てくれた


麗日「本当に心配したよ〜〜!!目が覚めてくれてよかったぁ」

蛙吹「ケロケロ、みんな心配していたわよ。これ、みんなから」

『ありがとう、2人とも。心配かけてごめんね』



切島「無事でよかった…!!本当に…!!」

涙目でを抱き締める切島

『ご、ごめんね本当に…!あいたたた』

天喰「切島くん、強い、力強い」



通形「目が覚めて本当によかったよ!!」

波動「1週間も寝たままだったんだよ?知ってた?」

『心配かけてごめんなさい…』




緑谷「さん、これ言ってた補修のノート」

『ありがとう…!』

緑谷「あんまり無理しないでね…?」

『うん、大丈夫』

緑谷「あ、それと…今雄英で文化祭の話をしてるんだ」

『文化祭…』

緑谷「うん。さんも早く退院できるといいね!」

『うん!』


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