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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第26章 明るい未来




瀬呂「何で言ってくんなかったんだよ!俺たちもー仰天だったよ」

切島「カンコーレーしかれてたんだよ」

芦戸「切島――大丈夫?」

切島「………。まだまだだわ」

芦戸「そっか」


爆豪「………」

上鳴「おーいかっちゃん。何をフテクされてんだ?心配だったからここにいんだろ!?なァ!?素直になれよ!」

爆豪「寝る」

上鳴「えー早くね!?老人かよ!!」

尾白「一言くらいかけたら?」

爆豪「てめーらと違ってヒマじゃねンだ」

轟「緑谷、麗日、切島、蛙吹。わりィが俺も」

上鳴「えー早くね!?老人かよ!!」


蛙吹「…爆豪ちゃんはともかく轟ちゃんまでどうしたのかしら…」

耳郎「あいつら明日仮免の講習なんだ。にしても早いけど…」


―――――


爆豪「………」


《名誉の傷…みたいなものだよ!》


爆豪「(また言うんだろうな…アイツなら……クソッ…)」




轟「…………」


《ちゃーんと、次のチャンスで合格しなきゃね》


轟「(今すぐにでも行きてェ…顔を見てェ……でも…約束したもんな。お前も頑張ってるんなら…俺もやらなきゃいけない)」


―――――


数日後

いつの間にか9月も終わり10月を迎えた

夏の気配はすっかり消え去り、寒暖の差も激しくなってきた


あれからインターン組は、オールマイト、相澤先生引率のもと

ナイトアイのお葬式へ

インターンは学校とヒーロー事務所の話し合いの末、しばらく様子見との事だった

ナイトアイの事務所はサイドキックのセンチピーダーが引き継ぎ、通形の帰りを待っている


エリはようやく意識が戻ったものの、まだ精神的に不安定でいつまた暴走してしまうか分からないため面会は出来ない

エリの“個性”は額の角から放出されていた

その角が熱が引いていくにつれ縮んでいった

今はほとんどコブくらいにまで縮んだ


エクトプラズム「アマリ美シイ問イデハナイガ…コノ定積分ヲ計算セヨ。正解ノワカル者ハ挙手ヲ」

耳郎「(エクトプラズム先生たまに趣味に走るよなァ)」

上鳴「うェからねー…」

八百万「………」

常闇「(学力1位の八百万が止まるか…これは闇の問いかけだ)」


ガリガリガリガリガリガリ



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