第26章 明るい未来
けたたましい音と共に緑谷が手を上げた
エクトプラズム「緑谷!」
緑谷「14/107です!!」
バッ!
緑谷が答え終わると同時に八百万が手を挙げた
エクトプラズム「不正解!八百万!」
八百万「28/107ですわ!!」
エクトプラズム「正解!デハ次ノページへ…」
峰田「惜しかったなー計算ミス?」
緑谷「む〜〜〜…」
―――昼―――
麗日「デクくん猛々しいねェ」
飯田「勉強に力を入れるのは良い事だ!!さァ午後の為にもランチラッシュの料理を食べに行こう!」
緑谷「うん、腹ペコ…」
青山「じゃあチーズあげる」
緑谷「………びっくりした!!チーズ!?」
青山「ポン・レヴェックチーズ。まろやかで食べやすいんだ」
またチーズを差し出す
緑谷「ええ!?いやいいよ!まだ口の中入ってるよ!ありがとう…!」
飯田「青山くんも一緒にどうだい!?君、大概1人で食べてるだろう!!」
青山「ノン☆ここの食堂は僕の口に合わない☆」
青山は自分の席に戻り食事を始めた
飯田「好みは千差万別だ…無理強いはしない!ではまた後ほど!!」
緑谷「………」
緑谷はあの日以降少し奇妙なことが起き始めていた
―――――
『………っ…』
熱い
体が熱い
「 」
何か言ってる…けど
聞こえない…
苦しい…息がし辛い…
「解熱剤投与急いで!」
「体冷やして!早く!」
は謎の高熱にうなされていた
相澤「失礼します…!」
「イレイザー…すみません、急に」
相澤「いえ…… は…」
「いきなり高熱になり…今解熱剤を投与したところです」
相澤「そうですか…ありがとうございます」
「何か異変があったら呼んでください」
相澤「わかりました」
相澤は深いため息をついて椅子に座った
相澤「あんま心配させんな……怖ェだろ…」
『ハァ……ハァ……』
相澤「……親子揃って無茶しやがる…」
静かにの頭を撫でた
相澤「…早く目ェ覚ませ。みんな待ってるぞ」
暖かい……
この手…知ってる…
昔…撫でてくれた手だ
『……い……ざ…』
相澤「…!」