第23章 抗う運命
雄英生徒はロビーに集まっていた
そして緑谷、通形、はエリちゃんのことをみんなに話した
切島「そうか…そんな事が…悔しいな…」
麗日「デクくん… ちゃん…」
緑谷「………」
『………っ』
相澤「…通夜でもしてんのか」
蛙吹「先生!」
エレベーターを降りてきた相澤と合流した
相澤「あ、学外ではイレイザーヘッドで通せ。いやァしかし…今日は君たちのインターン中止を提言する予定だったんだがなァ…」
「「「『!!』」」」
切島「ええ!?今更なんで!!」
相澤「連合が関わってくる可能性があると聞かされたろ。話は変わってくる」
『そんな……』
相澤「ただなァ……緑谷、お前はまだ俺の信頼を取り戻せていないんだよ」
緑谷「…!」
相澤「残念なことに、ここで止めたらお前はまた飛び出してしまうと俺は確信してしまった。俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう緑谷。分ったか問題児」
緑谷「……っ!」
相澤は緑谷の胸に拳を当てた
天喰「ミリオ…顔を上げてくれ」
波動「ねえ、私知ってるの。ねえ通形。後悔して落ち込んでてもね、仕方ないんだよ!知ってた!?」
通形「…ああ」
相澤はの頭に手を置いた
『!』
相澤「気休めを言う。掴み損ねたその手は、エリちゃんにとって必ずしも絶望だったとは限らない。前向いて行こう」
緑谷「『はい!!』」
切島「俺…イレイザーヘッドに一生ついていきます!」
相澤「一生はやめてくれ」
切島「すいァっせん!!」
麗日「切島くん声デカイ…!」
エリちゃんの居場所が特定できるまでの間、緑谷たちは待機となった
また、インターンに関しては一切の郊外を禁止された
相澤「…とはいってもだ」
緑谷「!」
相澤「プロと同等かそれ以上の実力を持つビック3はともかく、お前たちの役割は薄いと思う。蛙吹、麗日、切島。お前たちは自分の意思でここにいるわけでもない。どうしたい」
麗日「先…っ、イレイザーヘッド!あんな話聞かされて、もうやめときましょとはいきません…!!」
蛙吹「イレイザーがダメと言わないのなら…お力添えさせてほしいわ。小さな女の子を傷つけるなんて許せないもの」