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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第23章 抗う運命




ナイトアイ「順を追って話します」

緑谷「(チャートに乗ってる有名ヒーローから地方のマイナーヒーローまで…)」

麗日「先生!」

蛙吹「先生が何故ここに?」

相澤「急に声かけられてな。協力を頼まれたから来たんだ。ザックリとだが事情も聞いてる…。言わなきゃならんこともあるしな」

切島「俺置いてけぼりなんスけど…ハッサイ?何スか?」

ファットガム「悪い事考えとるかもしれんから皆で煮詰めましょのお時間や。お前らも充分関係してくるで」

バブルガール「えー、それでは始めてまいります。我々ナイトアイ事務所は約2週間程前から死穢八斎會という指定ヴィラン団体について…独自調査を進めて…います!!」

「キッカケは?」

バブルガール「レザボアドッグスと名乗る強盗団の事故からです。警察は事故として片付けてしまいましたが、腑に落ちない点が多く追跡を始めました」

センチピーダー「私サイドキックのセンチピーダーがナイトアイの指示の下、追跡調査を進めておりました。調べたところここ1年以内の間に全国の組外の人間や同じく裏稼業団体との接触が急増しており、組織の拡大・金集めを目的に動いているものと見ています。そして調査開始からすぐに…」

『(あれは…)』

センチピーダー「ヴィラン連合の1人、分倍河原仁、ヴィラン名トゥワイスとの接触。尾行を警戒され追跡は叶いませんでしたが、警察に調査を協力していただき組織間で何らかの争いがあったことを確認」

グラントリノ「連合が関わる話なら…と言うことで俺や塚内にも声がかかったんだ」

「その塚内さんは?」

グラントリノ「外で目撃情報が入ってな。そっちへ行ってる。小僧、小娘。まさかこうなるとは思わなんだ…面倒なことに引き入れちまったな…」

緑谷「面倒なんて思ってないです!」

『私も』

通形「知り合いなんだ!?」

緑谷「職場体験で――…」

ナイトアイ「……続けて」

バブルガール「えー、このような過程があり!「HN」で皆さんに協力を求めたわけで」

センチピーダー「そこ飛ばしていいよ」

バブルガール「うん!」

麗日「HN?」

波動「ヒーローネットワークだよ。プロ免許を持った人だけが使えるネットサービス。全国のヒーローの活動報告が見れたり、便利な“個性”のヒーローに協力を申請したりできるんだって!」


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