第3章 ついに会えた
プレゼント・マイク「ちょっといいか?」
緑谷「プレゼント・マイク…?」
相澤「何だ」
プレゼント・マイク「をちょっと借りたいんだが」
相澤「…わかった。」
『あ、はい』
は立ち上がり教室を出た
『あの、何でしょうか。私何か…』
プレゼント・マイク「お前の個性の力を少し貸して欲しいんだ」
『私の…?』
プレゼント・マイクについていくと雄英バリアの前へ着いた
『………』
プレゼント・マイク「お前の個性でこれ直せるか?」
『…はい、もちろん』
そこにはリカバリー・ガールや校長の姿も
校長「すまないね、こんなことを頼んでしまって」
『いえ、協力できるなら喜んで』
は砕けた壁に手を当て息を吸い込んだ
『~♪~♪~♪~』
が歌いだすと粉々になったカケラが浮かび上がり、壁にくっついていく
そして数分で元通りになった
校長「ありがとう!想像以上に素晴らしい個性だ!」
『ありがとうございます』
は教室へ戻ろうとその場を後にした
そして誰もいなくなった廊下で膝を落とした
『はぁ…はぁ…はぁ…こんなんじゃ…何の役にも立たない…。もっと持続させなきゃ…』
―――――
午後の授業が始まった
相澤「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」
「ハーイ!何するんですか!?」
相澤「災害水難何でもござれ人命救助(レスキュー)訓練だ!!」
上鳴「レスキュー…今回も大変そうだな」
芦戸「ねー!」
切島「バカおめー、これこそヒーローの本分だぜ!?鳴るぜ!!腕が!!」
蛙吹「水難なら私の独壇場ケロケロ」
相澤「おいまだ途中」
相澤が睨むと教室は静かになった
相澤「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。以上、準備開始」
相澤の掛け声と共にみんなは移動した
みんなはコスチュームに着替えてバス乗り場へと集合した