第22章 オーバーホール
―――翌日―――
相澤「1年生のヒーローインターンですが、昨日協議した結果、校長を始め多くの先生が「やめとけ」と言う意見でした」
切島「えー、あんな説明会までして!?」
上鳴「でも全寮制になった経緯から考えたらそうなるか…」
爆豪「ざまァ!!」
『ざまァて』
相澤「が、今の保護下方針では強いヒーローは育たないと言う意見もあり、方針として「インターン受け入れの実績が多い事務所に限り1年生の実施を許可する」と言う結論に至りました」
麗日「ガンヘッドさんとこどうなんやろー…」
蛙吹「セルキーさん連絡してみようかしら」
爆豪「クソが!!」
―――――
緑谷とは職員室へ来ていた
オールマイト「サー・ナイトアイにインターンの紹介してもらえるかって!?」
緑谷「はい!オールマイトの下で働いたと言う数少ないヒーローの1人!」
オールマイト「急な話だがどこから彼の名が上がった?」
グラントリノと電話したことをオールマイトに話した
緑谷「『お願いします!』」
オールマイト「断リマス」
緑谷「――…!」
『…何でですか?』
オールマイト「意地悪で言ってるんじゃないぞ。理由は3つ。1つ、私は昨日の会議で反対派だ。ヴィランの活性化を考えると、1年生は少なくとも今じゃなくていいと思う」
13号「僕もです」
ミッドナイト「もともとリスク0じゃないんだから行きたい子には学校側がバックアップしてやればいいじゃない」
オールマイト「2つ、シュートスタイルや個性の強化をしてからでもいいと思う」
エクトプラズム「彼ラハ頑張ッテイルト思ウガ」
セメントス「技として押し付けるにはまだ開発の余地たくさんですね」
オールマイト「3つ、訳あって気マズイ」
プレゼント・マイク「私情かよオールマイト!SHI・JO・U!SHI・JO・U!」
オールマイト「マイクやめて」
緑谷「かっちゃんに…レール敷いてもらっといて敗けんなって…言われたんです。僕の“個性”は“オールマイトによく似て”います。ナイトアイの下でなら、あなたとの比較になると思うんです。僕は他の人より何倍も…!強くならなきゃいけないんです」
『私も…強くなりたい。自分の中で納得できるヒーローの形が出来たんです』
オールマイト「そういうのは嫌いじゃないが…やはり紹介はできないな…」