第22章 オーバーホール
相澤「じゃ手短に自己紹介よろしいか?天喰から」
天喰「………!」
生徒たちを睨みつける
その気迫に教室中が気圧される
天喰「……駄目だミリオ…波動さん…ジャガイモだと思って望んでも…頭部以外が人間のままで依然人間にしか見えない…どうしたらいい…言葉が……出てこない」
飯田「!?」
天喰「頭が真っ白だ…辛いっ…!帰りたい………!」
「「「「「ええ…!?」」」」」
天喰は生徒に背を向けた
尾白「雄英…ヒーロー科のトップ…ですよね…」
波動「あ、聞いて天喰くん!そういうのノミの心臓って言うんだって!ね!人間なのにね!不思議!彼はノミの「天喰環」。それで私が「波動ねじれ」今日はインターンについて皆にお話して欲しいと頼まれて来ました。けどしかしねえねえところで、君は何でマスクを?風邪?オシャレ?」
障子「!これは昔に……」
波動「あらあとあなた轟くんだよね!?ね!?何でそんなところを火傷したの!?」
轟「………!?それは――…」
波動「さんはどうして右目に眼帯してるの!?」
『え、えぇっと…』
波動「芦戸さんはその角折れちゃったら生えてくる?動くの!?ね?峰田くんのボールみたいなのは髪の毛?散髪はどうやるの!?蛙吹さんはアマガエル?ヒキガエルじゃないよね?どの子も皆気になるところばかり!不思議!」
上鳴「天然っぽーい。かわいー」
芦戸「幼稚園児みたいだ」
峰田「オイラの玉が気になるってちょっとちょっと――!!?セクハラですって先パハァイ!!」
瀬呂「違うよ」
波動「ねえねえ尾白くんは尻尾で体を支えられる?ねえねえ答えて気になるの」
相澤「………合理性に欠くね?」
通形「イレイザーヘッド安心して下さい!!大トリは俺なんだよね!前途―――!!?」
「「「「…………!?」」」」
通形「…多難ー!っつってね!よォしツカミは大失敗だ!」
砂藤「……3人とも変だよな。ビッグ3という割には…なんかさ…」
常闇「風格が感じられん…」
通形「まァ何が何やらって顔してるよね必修てわけでもないインターンの説明に突如現れた3年生だ。そりゃわけもないよね。1年から仮免取得…だよね、フム。今年の1年ってすごく…元気があるよね…」
波動「?」
通形「そうだねェ…何やらスベリ倒してしまったようだし…」
天喰「ミリオ!?」