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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第22章 オーバーホール




―――教室―――


相澤「じゃあまァ…今日からまた通常通り授業を続けていく。かつてない程に色々あったが上手く切り替えて、学生の本分を全うするように。今日は座学のみだが後期はより厳しい訓練になっていくからな」

芦戸「ヒソッ)話ないねぇ…」

相澤「何だ芦戸?」

芦戸「ヒッ!久々の感覚!」

蛙吹「ごめんなさい。いいかしら先生。さっき始業式でお話に出てた“ヒーローインターン”ってどういうものか聞かせてもらえないかしら」

瀬呂「そういや校長が何か言ってたな」

常闇「俺も気になっていた」

八百万「先輩方の多くが取り組んでらっしゃるとか…」

相澤「それについては後日やるつもりだったが……そうだな。先に言っておく方が合理的か…。平たく言うと“校外でのヒーロー活動”。以前行ったプロヒーローの下での職場体験…その本格版だ」

麗日「はあ~、そんな制度あるのか…………………!体育祭の頑張りは何だったんですか!!?」

飯田「確かに…!インターンがあるなら体育祭でスカウトを頂かなくても道が拓けるか」

砂藤「まー落ち着けよ、麗らかじゃねえぞ」

麗日「しかしぃ!」

相澤「ヒーローインターンは体育祭で得たスカウトをコネクションとして使うんだ。これは授業の一環ではなく、生徒の任意で行う活動だ。むしろ体育祭で指名を頂けなかった者は活動自体難しいんだよ」

『(うっ……じゃあ私結構厳しい……)』

相澤「元々は各事務所が募集する形だったが、雄英生徒引き入れの為にイザコザが多発しこのような形になったそうだ。わかったら座れ」

麗日「早とちりしてすみませんでした…」

相澤「仮免を取得したことでより本格的、長期的に活動へ加担できる。ただ1年生での仮免取得はあまり例がないこと。敵の活性化も相まってお前らの参加は慎重に考えてるのが現状だ。まァ体験談なども含め、後日ちゃんとした説明と今後の方針を話す。こっちも都合があるんでな」

『(都合もだろうけど……デクくんと爆豪くんいないしね…)』

相澤「じゃ…待たせて悪かった、マイク」

プレゼント・マイク「1限は英語だーー!!すわなち俺の時間!!久々登場 俺の壇場 待ったかブラ!!!今日は詰めていくぜーー!!!アガってけー!!イエアア!!」

「「「はーい」」」



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