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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第22章 オーバーホール




オールマイト「秘密は……本来私が頭を下げてお願いすること。どこまでも気を遣わせてしまって…すまない」

爆豪「遣ってねぇよ。言いふらすリスクとデメリットがデケェだけだ」

オールマイト「こうなった以上は爆豪少年にも納得いく説明が要る。それが筋だ」

そしてオールマイトは爆豪に、代々受け継がれてきた力ということ、その力でNo.1ヒーロー・平和の象徴となったこと、傷を負い限界を迎えていたこと、そして後継を選んだことを説明した

爆豪「暴かれりゃ力の所在やらで混乱するって…ことか。っとに……何でバラしてんだクソデク…」

オールマイト「私が力尽きたのは私の選択だ。さっきも言ったが君の責任じゃないよ」

爆豪「………結局……俺のやる事は変わんねえや……」

オールマイト「うん」

爆豪「ただ今までとは違え、デク。俺も全部俺のモンにして上へ行く。“選ばれた”お前よりもな」

緑谷「じゃっ…じゃあ僕はその上を行く。行かなきゃいけないんだ…!」

爆豪「……だからそのてめェを超えてくっつってんだろが」

緑谷「いやだからその上を行かないといけないって話で…」

爆豪「あ゙あ゙!!?」

『ふふっ……』

寮へ戻ってきたがオールマイトに止められた

『?』

オールマイト「君が出て行ったのはバレていない。裏から部屋に戻りなさい」

『…わかった。後で怪我治しに行くからね、2人とも』

緑谷「ありがとう」

爆豪「いらねえよ」


は裏に回り自分の部屋へ戻った

『大丈夫かな……2人とも…』

音を聞きながら部屋の外にいるとエレベーターが動く

『あ…』

エレベーターが開くと爆豪が

『すぐ治しに行くから』

爆豪「いらねえっつってんだろ」

『痛々しいんだもん。少しでいいから治させて』

爆豪「……好きにしろ」

『うん』

エレベーターを降りて緑谷の部屋へ


コンコンッ


緑谷「さん…」

は緑谷の部屋へ入った

『ごめんね、夜だし小声で歌わないとだから…少ししか治せないけど…』

緑谷「そんな!むしろごめん……先生には勝手な傷は勝手に治せって言われたから…いいんだよ?個性使わなくて」

『ううん、治させて…』

は緑谷の手を握って歌いだした




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