第3章 ついに会えた
相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった」
「「「「!!」」」」
相澤「爆豪」
爆豪「?」
相澤「お前もうガキみてえなマネするな。能力あるんだから」
爆豪「……わかってる」
相澤「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か」
緑谷の肩がビクッと反応した
相澤「“個性”の制御…いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通さねぇぞ。俺は同じこと言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い。焦れよ緑谷」
緑谷「っはい!」
相澤「さて、HRの本題だ…。急で悪いが今日は君らに…」
「「「「(何だ…!?また臨時テスト…!?)」」」」
相澤「学級委員長を決めてもらう」
「「「学校っぽいの来たーー!!!」」」
切島「委員長!!やりたいですソレ俺!!」
「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!!」
「ウチもやりたいス」
「ボクのためにあるヤツ☆」
芦戸「リーダー!!やるやる!!」
以外の全員が手を上げた
上鳴「はやんねぇのか?」
『うん、みんなを引っ張るって責任がちょっと…』
飯田「静粛にしたまえ!!」
「「「「!!」」」」
飯田「“多”をけん引する責任重大な仕事だぞ…!「やりたい者」がやれるモノではないだろう!!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら……これは投票で決めるべき議案!!!」
という飯田くんも立派に手を上げている
「そびえ立ってんじゃねーか!!何故発案した!!」
蛙吹「日も浅いのに信頼もクソもないわ、飯田ちゃん」
飯田「だからこそここで複数票を獲った者こそが真に相応しい人間ということにならないか!?」
切島「そんなん皆自分に入れらぁ!」
飯田「どうでしょうか先生!!!」
相澤「時間内に決めりゃ何でもいいよ」
そして投票が行われて黒板に投票数を書いていく
手を上げなかったがやることに
『えーっと、はい、これで終わりです!一番投票数があったのは緑谷出久くんでーす!』