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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第21章 番外編:二人の英雄




緑谷「メリッサさん、どうにかパーティー会場まで行けませんか?」

メリッサ「非常階段を使えば会場の近くに行けると思うけど…」

緑谷「案内お願いします!」


パーティー会場の上に着いた

緑谷と耳郎が行き、状況を探ることに


非常階段でオールマイトからの伝言を告げられた



ヴィランがタワーを占拠し、警備システムを掌握

島の人々が全員人質に取られ、ヒーローたちも全員囚われている

危険だから今すぐここから逃げなさい―――



飯田「オールマイトからのメッセージは受け取った。俺は雄英高教師であるオールマイトの言葉に従い、ここから脱出することを提案する」

八百万「飯田さんの意見に賛同しますわ。私たちはまだ学生、ヒーロー免許もないのにヴィランと戦うわけには…」

上鳴「ハッ、なら脱出して外にいるヒーローに…!」

メリッサ「脱出は困難だと思う。ここはヴィラン犯罪者を収容するタルタロスと同じレベルの防災設計で建てられているから…」

上鳴「じゃあ…助けが来るまで大人しく待つしか…」

耳郎「上鳴、それでいいわけ?」

上鳴「どういう意味だよ」

耳郎「助けに行こうとか思わないの?」

峰田「おいおい、オールマイトまでヴィランに捕まってんだぞ…!オイラたちだけで助けに行くなんて無理過ぎだっての!」

轟「俺らはヒーローを目指してる…」

八百万「ですから私たちはまだヒーロー活動を…」

轟「だからって何もしないでいいのか」

八百万「そっ…それは…」

緑谷「『助けたい』」

「「「!」」」

声が重なり驚いた2人は顔を見合わせ頷いた

緑谷「助けに行きたい」

『私も』

峰田「ヴィランと戦う気か!?USJで懲りてないのかよ!」

緑谷「違うよ峰田くん!僕は考えてるんだ、ヴィランと戦わずに…オールマイトたちを、みんなを助ける方法を」

上鳴「気持ちはわかるけどそんな都合のいいこと…」

『それでも探したい!今私たちにできる最善の方法を探して…みんなを助けに行きたい!』

麗日「ちゃん…デクくん…」

メリッサ「…I・アイランドの警備システムはこのタワーの最上階にあるわ。ヴィランがシステムを掌握しているなら…認証プロテクトやパスワードは解除されているはず。私たちにもシステムの再変更ができる」


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