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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第17章 番外編:優しい心




心花「は…?」

心花に瞳のことを話した

『ごめんね…黙ってて…』

心花「………あんたのせいで巻き込まれたの…!?」

『……っ…う、うん…』

心花「何よそれ……」

『ご、ごめんね、でももう…』

心花「もう近づかないで!」

『えっ…』

心花「またヴィランに襲われるかもしれないんでしょ……?そんなの無理……!」

『心花…』

心花「もうあたしに近づかないで!」

『…あ……』

心花は行ってしまった

『……っ』


―――翌日―――


「うっそ、心花大丈夫!?」

心花「一応ね」

「ヴィランに襲われたんだって?」

心花「うん…」



『…………』

は教室に入れないでいた


「も一緒だったんでしょ?」

心花「…っ」

「そういえば今日は遅いね…」

心花「あいつは疫病神よ!!」


『…!』


「え…」

「こ、心花……?」

心花「………」

「どうしちゃったの…?」

「あんなに仲良かったのに…」

心花「あいつがヴィランに狙われたせいで巻き込まれたのよ……もう…一緒にいたくない…」

心花の家族はヴィランに襲われたことがある

両親も弟も、心花本人もひどい怪我をしたと聞いた

『………』

言わなきゃよかった

こんな目…欲しかったわけじゃない…

こんな思いするなら…1人でいい


はそのまま教室に入らず帰った

もう人を頼らない、信じない


―――――


『(もうあんな思いするなんて…っ)』

麗日「…… ちゃん、目が…」

『!』

急いで右目を手で覆った

麗日「右目…どうしたん…?」

『あ……っ』

耳郎「右目?」

麗日「今…真っ赤になっとった…」


油断した

落ち着け

落ち着け

大丈夫

『な、何でもない…!大丈夫…!』

笑えてる……よね?

お願い…「そう?」って気にしないで…

『ごめんね、すぐにお皿片付けちゃうから……』


パシッ…


『…!』

手を掴んだのは爆豪

『え…』

緑谷「かっちゃん…!?」

轟「おい、爆豪…」

爆豪「無理して笑うなっつったろ」

『……っ』

緑谷「…さん」

力強い目でを見た

『デクくん…』



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