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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第16章 始まりの終わり 終わりの始まり




―――障子ルーム―――


芦戸「面白いものどころか!!」

畳まれた布団、座布団、机のみの少々寂しい部屋

轟「ミニマリストだったのか」

障子「あァ幼い頃からあまり物欲がなかったからな」

峰田「こういうのに限ってドスケベなんだぜ」



葉隠「次は1階上がって5階男子!」

芦戸「瀬呂からだ!」

瀬呂「まじで全員やんのか…?」


―――瀬呂ルーム―――


「「「『おぉ!!』」」」

アジアンテイストなおしゃれなお部屋

芦戸「エイジアン!!」

麗日「ステキー!」

耳郎「瀬呂こういうのこだわる奴だったんだ」

『リゾート地みたい!』

瀬呂「へっへっへ、ギャップの男、瀬呂くんだよ!」

葉隠「次次ー!」

八百万「轟さんですわね」

轟「さっさと済ましてくれ。ねみい」

部屋を開けると

瀬呂・芦戸「和室だ!!」

上鳴「造りが違くね!?」

『フローリングが畳に…』

轟「実家が日本家屋だからよ。フローリングは落ち着かねえ」

上鳴「理由はいいわ!」

峰田「当日即リフォームってどうやったんだお前!」

轟「………頑張った…」

上鳴「何だよこいつ!!」

葉隠「大物になりそ」

砂藤「イケメンのやることは違えな」

芦戸「じゃ次!男子最後は!」

砂藤「俺。まー、つまんねー部屋だよ」

切島「轟の後は誰でも同じだぜ」

机にベッド、テーブルにオーブン

『オーブン?』

尾白「ていうかいい香りするのコレ何?」

砂藤「ああイケね!!忘れてた!!だいぶ早く片付いたんでよ、シフォンケーキ焼いてたんだ!!皆食うかと思ってよォ……ホイップがあるともっと美味いんだが……食う?」

「「「『食う〜〜!!』」」」

上鳴・峰田「模範的意外な一面かよ!!」

麗日「あんまあい!フワッフワ!」

芦戸「瀬呂のギャップを軽く凌駕した」

『美味しい〜〜!!』

八百万「素敵なご趣味をお持ちですのね砂藤さん!今度私のお紅茶と合わせてみません!?」

砂藤「オォ…こんな反応されるとは…まァ個性の訓練がてら作ったりすんだよ」

瀬呂「ちっきしょー、さすがシュガーマンを名乗るだけうまっ!」

切島「ここぞとばかりに出してくるな……うまっ……」

葉隠「次は私たちうまっ…だね!」

上鳴「さっぱりした甘さだからいくらでもいける」

飯田「うむ!」



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