第16章 始まりの終わり 終わりの始まり
―――飯田ルーム―――
芦戸「難しそうな本がズラッと…さすが委員長!」
飯田「おかしなものなどないぞ」
壁には大量の本
そして反対側の壁には
麗日「メガネクソある!」
飯田「何が可笑しい!!激しい訓練での破損を想定して…」
―――上鳴ルーム―――
「「「チャラい!!」」」
耳郎「手当り次第って感じだナー」
上鳴「えー!?よくね!?」
派手なベッド、靴や帽子やスケボーなども並んだお部屋
『おしゃれだね〜』
上鳴「だろ!?」
―――口田ルーム―――
麗日・芦戸「ウサギいるー!!可愛いいいい!!」
上鳴「ペットはズリィよ口田、あざといわあ」
『可愛い……』
麗日「ちゃんも撫でてみたら?」
『う、うん…』
ゆっくりウサギに手を伸ばして頭に触れた
『わ、わあ……!』
芦戸「どした!」
『ふわふわだあ……!』
芦戸「可愛いが過ぎる」
麗日「可愛いコンボだ…」
上鳴「釈然としねえ」
尾白「ああ…奇遇だね、俺もしないんだ釈然…」
青山「僕も☆」
峰田「男子だけが言われっぱなしってのはぁ変だよなァ?「大会」っつったよな?なら当然!女子の部屋も見て決めるべきじゃねえのか?誰がクラス1のインテリアセンスか全員で決めるべきなんじゃねえのかなあ!?」
芦戸「いいじゃん!」
耳郎「え」
『ちょっと恥ずかしいな…』
芦戸「えっとじゃあ部屋王を決めるってことで!!」
耳郎「部屋王」
尾白「別に決めなくてもいいけどさ…」
みんなは4階へ移動
麗日「爆豪くんと切島くんと障子くん………だね」
飯田「爆豪くんは?」
切島「「くだらねえ先に寝る」ってよ。俺も眠い…」
葉隠「じゃあ切島部屋!!ガンガン行こうぜ!!」
切島「どーでもいいけど多分女子にはわかんねえぞ。この男らしさは!!」
壁に貼られた大漁旗と必勝の文字
真ん中にはサンドバッグ
芦戸「………うん」
葉隠「彼氏にやってほしくない部屋ランキング2位くらいにありそう」
麗日「アツイね!アツクルシイ!」
切島「ホラな」
芦戸「次!障子!!」
障子「何も面白いものはないぞ」