第14章 2日目
飯田「緑谷くん!?何を言ってる!?」
尾白「緑谷!!」
緑谷「マンダレイ!!僕、知ってます!!」
マンダレイ「!」
緑谷は洸汰のいる場所へと向かった
飯田「我々も早く行こう!!」
尾白「!」
『うんっ!』
尾白「またが狙いなのか…!?」
『(私を攫うだけの為にこんな大掛かりに…?きっとまだ…他に目的があるはず…!)』
ザッ……!
『えっ…』
草むらから現れた影にか連れ去られた
尾白「!!」
尾白が手を伸ばすがそれも届かず、森の中へ
飯田「くん!!!」
尾白「クソっ!」
飯田「尾白くん!危ない!」
尾白「けど委員長…!」
飯田「くっ……」
―――――
『離して!!誰よ!!』
「あぁ、自己紹介がまだだな、そういや」
ツギハギだらけの顔
低い声
黒い髪
「俺は荼毘。これからよろしく頼むよ」
『よろしくなんて…しないっ!!』
は風を起こして荼毘から離れ、ブレイズショットで撃ち抜いた
ドロッ…!
『!』
荼毘と名乗った男はドロドロになって落ちていった
『何…!?何の個性…!?』
もそのまま地面へ落ちた
ボゥッ!!
『!?』
青い炎がを囲う
『くっ…!』
荼毘「いいのか?もっと燃え広がるぞ……風の個性を使ったら」
『!!』
目の前には荼毘ともう一人
「おいおい!お前マジかよ!リストにあった女じゃん!」
『…っ』
「あーーーーダメだ荼毘!!お前!やられた!弱!!ザコかよ!!」
荼毘「もうか…弱えな俺」
「ハァン!?バカ言え!!結論急ぐなお前は強いさ!この場合はプロがさすがに強かったと考えるべきだ」
荼毘「でもこいつにも一体やられてるからな」
荼毘がを指差した
「死柄木が言ってたろ!だいぶ強いって!」
荼毘「もう一回俺を増やせトゥワイス。プロの足止めは必要だ」
トゥワイス「ザコが何度やっても同じだっての!!任せろ!!」
『(どうやって逃げる……!?どうすれば…!落ち着け…落ち着け私…!考えるの…個性を…使って逃げるしか…)』
マンダレイ《A組B組総員――…戦闘を許可する!》