第14章 2日目
ピクシーボブ「脅かす側は直接接触禁止で、個性を使った脅かしネタを披露してくるよ」
虎「創意工夫でより多くの人数を失禁させたクラスが勝者だ!」
耳郎「やめて下さい汚い……」
飯田「なるほど!競争させる事でアイデアを推敲させ、その結果個性に更なる幅が生まれるというワケか!さすが雄英!!」
『飯田くんポジティブ…』
くじ引きしてチームを決める
『よ、よろしくね、デクくん…』
緑谷「うん、よろしく」
次々にみんなが森へ入っていく
『うぅ…怖いの苦手なのに…』
緑谷「大丈夫?早くクリアしよう」
『うん…』
ラグドール「何この焦げ臭いの――…」
マンダレイ「黒煙……」
森の奥に黒煙が見える
『えっ…』
そして目の前に
「飼い猫ちゃんはジャマね」
峰田「何で…!万全を期したハズじゃあ……!!何で……何でヴィランがいるんだよォ!!!」
『あ……!』
一瞬でピクシーボブを圧倒
2人のヴィランは緑谷たちの前に現れた
緑谷「ピクシーボブ!!」
マンダレイ「やばい…!!」
「ご機嫌よろしゅう雄英高校!!我らヴィラン連合開闢行動隊!!」
尾白「ヴィラン連合…!?何でここに…!!」
「この子の頭潰しちゃおうかしら、どうかしら?ねえどう思う?」
虎「させぬわこのっ…」
「待て待て早まるなマグ姉!虎もだ、落ち着け。生殺与奪は全てステインの仰る主張に沿うか否か!!」
飯田「ステイン…!あてられた連中か――…!」
「そしてアァそう!俺はそうお前、君だよメガネ君。保須市にてステインの終焉を招いた人物。申し遅れた、俺はスピナー。彼の夢を紡ぐ者だ」
彼の手には刃物が集まり一つの剣となった刀が
緑谷「わっ………」
虎「何でもいいがなあ貴様ら…!その倒れてる女…ピクシーボブは、最近婚期を気にし始めててなぁ…女の幸せ掴もうって…いい歳して頑張ってんだよ。そんな女の顔キズモノにして男がヘラヘラ語ってんじゃないよ!」
スピナー「ヒーローが人並みの幸せを夢見るか!!」
マンダレイ「虎!!「指示」は出した!他の生徒の安否はラグドールに任せよう!私らは2人でここを押さえる!!みんな行って!!良い!?決して戦闘はしない事!委員長引率!」
飯田「承知致しました!行こう!!」
緑谷「……飯田くん先行ってて」