第11章 エンカウンター
―――1時間後―――
バスが止まり休憩
みんなはバスを降りた
上鳴「休憩だ――…」
峰田「おしっこおしっこ…」
切島「つか何ここ。パーキングじゃなくね?」
耳郎「ねぇアレ?B組は?」
峰田「お…おしっこ…」
相澤「何の目的もなくでは意味が薄いからな」
「よ――――うイレイザー!!」
相澤「ご無沙汰してます」
「煌めく眼でロックオン!」
「キュートにキャットにスティンガー!」
「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!」」
2人の女性ヒーローと男の子が現れた
相澤「今回お世話になるプロヒーロー「プッシーキャッツ」の皆さんだ」
緑谷「連盟事務所を構える4名1チームのヒーロー集団!山岳救助等を得意とするベテランチームだよ!キャリアは今年でもう12年にもなる…」
「心は18!!」
緑谷「へぶ!」
「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね。あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね」
「「「遠っ!!」」」
麗日「え…?じゃあ何でこんな半端なとこに………」
砂藤「いやいや…」
瀬呂「バス…戻ろうか……な?早く…」
「今はAM9:30…早ければぁ…12時前後かしらん」
切島「ダメだ…おい…」
芦戸「戻ろう!」
切島「バスに戻れ!!早く!!」
「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」
相澤「悪いね諸君。合宿はもう始まってる」
地面が揺らぎ、土が生徒たちを崖から落としていく
「私有地につき個性の使用は自由だよ!今から3時間!自分の足で施設までおいでませ!この…“魔獣の森”を抜けて!!」
緑谷「“魔獣の森”…!?」
上鳴「何だそのドラクエめいた名称は……」
耳郎「雄英こういうの多すぎだろ…」
切島「文句言ってもしゃあねえよ、行くっきゃねえ」
峰田「耐えた…オイラ耐えたぞ」
峰田が走り出すと目の前に見たことない生物が
「「「マジュウだーーー!!?」」」
口田「静まりなさい獣よ、下がるのです」
芦戸「口田!!」
しかし獣は言うことを聞かない
『(口田くんの個性が効かない…!?)』
よく見ると木の根や石、土が崩れている
『(わかった…!これ…!)』