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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第11章 エンカウンター




演習試験は終了

みんなは教室へ戻った

教室に戻ると暗い顔の芦戸、上鳴、砂藤、切島

芦戸「みんな…土産話っひぐ…楽しみに…うう…してるっ…がら!」

緑谷「まっまだわかんないよ、どんでん返しがあるかもしれないよ…!」

瀬呂「緑谷それ口にしたらなくなるパターンだ…」

上鳴「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄!そして俺らは実技クリアならず!これでまだわからんのなら貴様らの偏差値は猿以下だ!!」

瀬呂「落ち着けよ長え。わかんねえのは俺もさ。峰田のおかげでクリアはしたけど寝てただけだ。とにかく採点基準が明かされてない以上は…」

上鳴「同情するなら何かもう色々くれ!!」


ガラッ!!!


相澤「予鈴が鳴ったら席につけ」

相澤は勢い良く扉を開けた

相澤「おはよう。今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって…林間合宿は全員行きます」

「「「「どんでんがえしだあ!!!」」」」

相澤「筆記の方はゼロ。実技で切島、上鳴、芦戸、砂藤、あと瀬呂が赤点だ」

切島「行っていいんスか俺らあ!!」

瀬呂「!確かにクリアしたら合格とは言ってなかったもんな…クリア出来ずの人よりハズいぞコレ…」

相澤「今回の試験、我々ヴィラン側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るよう動いた。でなければ課題云々の前に詰む奴ばかりだったろうからな」

尾白「本気で叩き潰すと仰ってたのは…」

相澤「追い込むためさ。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点取った奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん。合理的虚偽ってやつさ」

「「「「ゴーリテキキョギィイー!!」」」」

飯田「またしてやられた…!さすが雄英だ!しかし!二度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと!!」

麗日「わあ水差す飯田くん」

『真面目だねえ』

相澤「確かにな、省みるよ。ただ全部嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ。お前らには別途に補習時間を設けてる。ぶっちゃけ学校に残っての補習よりキツイからな」

「「「「――――!!」」」」

相澤「じゃあ合宿のしおりを配るから後ろに回してけ」




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