第11章 エンカウンター
みんながクリアしたと放送が続けて入る
制限時間も迫っている
『止まってる時間はない……』
はゲートに向かって走り出した
『成功するかわからないけど…!!』
ハウンドドック「やっと出てきたか!もうすぐ時間だぞ」
『わかってます。だから出てきました』
はブレイズショットで攻撃
ハウンドドックは避けてに近づくが、熱風でそれを回避
ハウンドドック「(熱風…?)」
周りの気温が上がっていく
ハウンドドック「ふっ…暑さに弱いとでも思ったか」
『いいえ…』
汗をかくほどにまで気温は上昇
ハウンドドックと一定の距離を保ちながら今度は冷風を出していく
『私も……ちゃんと「考える」ことを学んだので』
視界が揺れ出した
ハウンドドック「!!」
の姿が5人に増える
ハウンドドック「分身!?」
は一気に走り出す
そして散り散りにゲートへ向かっていく
ハウンドドック「(匂いがしない…!)どれが本物だ…!」
近くに来たを攻撃
しかしそれは実態ではなく消えてしまった
ハウンドドック「チッ!!」
そしてそのまま突っ切る影が1人
ハウンドドック「そっちか…!」
ハウンドドックはゲートを目指すを攻撃
しかし姿は消えた
ハウンドドック「幻影…!?」
『私は…ここです!!』
ガチャンッ!!
背後にいたがハウンドドックの腕にカフスを付けた
ハウンドドック「!!」
『付けた…!』
《、条件達成!!》
『やったぁぁぁ!!』
ハウンドドック「見事だった。だが最後、なぜお前の匂いが消えた」
『自分自身に風を纏わせました。そうすれば匂いでバレることはないんじゃないかと思って…。成功しました』
ハウンドドック「そうか」
そしてタイムアップを迎えた