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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第10章 :Reインゲニウム




―――食堂―――


緑谷「普通科目は授業範囲内からでまだ何とかなるけど…演習試験が内容不透明で怖いね…」

飯田「突飛なことはしないと思うがなぁ」

麗日「普通科目はまだなんとかなるんやな……」

麗日お茶子 成績:14/21位

葉隠「一学期でやったことの総合的内容」

葉隠透 成績:17/21位

蛙吹「とだけしか教えてくれないんだもの相澤先生」

蛙吹梅雨 成績:7/21位

麗日「戦闘訓練と救助訓練、後はほぼ基礎トレだよね」

緑谷「試験勉強に加えて体力面でも万全に……あイタ!!」

「ああごめん、頭大きいから当たってしまった」

緑谷「B組の!えっと…物間くん!よくも!」

物間「君らヒーロー殺しに遭遇したんだってね」

「「!」」

物間「体育祭に続いて注目を浴びる要素ばかり増えてくよねA組って。ただその注目って決して期待値とかじゃなくてトラブルを引きつける的なものだよね」

「「!?」」

『ムカ…』

物間「あー怖い!いつか君たちが呼ぶトラブルに巻き込まれて僕らにまで被害が及ぶかもしれないなあ!ああ怖……ふっ!!」

「シャレにならん飯田の件知らないの?」

女生徒が物間の首元に手刀を入れた

「ごめんなA組。こいつちょっと心がアレなんだよ」

飯田「拳藤くん!」

拳藤「あんたらさっき期末の演習試験不透明って言ってたね。入試ん時みたいな対ロボットの実戦演習らしいよ」

緑谷「え!?本当!?何で知ってるの!?」

拳藤「私、先輩に知り合いいるからさ。聞いた。ちょっとズルだけど」

緑谷「ズルじゃないよ!そうだきっと前情報の収集も試験の一環に織り込まれてたんだ。そっか先輩に聞けばよかったんだ、何で気づかなかったんだ」

拳藤「………!?」

物間「バカなのかい拳藤。せっかくの情報アドバンテージを!!ココこそ憎きA組を出し抜くチャンスだったんだ…」

拳藤「憎くはないっつーの」

拳藤は物間を引きずりながら去っていった




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