第10章 :Reインゲニウム
「ああ!あのヴィランに有効でない個性がこっちの応援に来たんだ」
飯田「………3人共…僕のせいで傷を負わせた。本当に済まなかった…何も…見えなく…なってしまっていた……!」
緑谷「……僕もごめんね、君があそこまで思い詰めてたのに全然見えてなかったんだ。友達なのに…」
飯田「――…!」
轟「しっかりしてくれよ。委員長だろ」
飯田「……うん…」
『次からもっと頼ってね………友達なんだから』
飯田「あぁ…っ!」
グラントリノ「伏せろ!!」
緑谷「え?」
上空から脳無が
「ヴィラン!!エンデヴァーさんは何を……」
脳無は下降
そして大きな足で緑谷とを掴んで飛び上がった
飯田「緑谷くん!!」
轟「!!」
緑谷「え、ちょ…」
『何で脳無が私達を…!!』
「やられて逃げてきたのか!」
緑谷「わああああ!!」
突如脳無の動きが止まり下降する
『!?』
「偽物が蔓延るこの社会も…いたずらに力を振りまく犯罪者も…粛清対象だ…」
衣服を掴まれ緑谷とはいつの間にか地面へ
掴んでいたのはヒーロー殺し
「ハァ…ハァ…全ては正しき社会の為に」
「助けた…!?」
「バカ、人質とったんだ」
「躊躇なく人殺しやがったぜ」
「いいから戦闘態勢とれ!とりあえず!」
「何故1カタマリで突っ立っている!!?」
「「「!」」」
エンデヴァー「そっちに1人逃げたハズだが!!?」
「エンデヴァーさん!!」
「あちらはもう!?」
エンデヴァー「多少手荒になってしまったがな!して…あの男はまさかの…」
緑谷「うう…放せ…!」
「エンデヴァー…」
エンデヴァー「ヒーロー殺し――!!」
グラントリノ「待て轟!!」
ヒーロー殺しは立ち上がった
緑谷「!?」
緑谷は急いで起き上がった
「贋物…」
「「「!!」」」
ヒーロー殺しの威圧感に周りが動けなくなった
「正さねば――…誰かが…血に染まらねば…!」
エンデヴァー「――…!!」
「ヒーローを取り戻さねば!!来い!来てみろ贋物ども。俺を殺していいのはオールマイトだけだ!!」
グラントリノ「――…!」
『(何ていう執念……)』
エンデヴァー「……!気を…失ってる…」
みんなは気が抜けて崩れた