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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第10章 :Reインゲニウム




ヒーロー殺しが上から迫る

轟「っそ!」

飯田「………!」

飯田は口でナイフを抜きヒーロー殺しの元まで飛んだ

そこに動けるようになった緑谷もヒーロー殺しの側に


轟「行け」


緑谷の拳と飯田の脚がヒーロー殺しに直撃した


緑谷「っ…!!?」

しかしヒーロー殺しの目が見開く

ナイフを飯田に向けて振り下ろした

飯田「お前を倒そう!今度は…犯罪者として――…」

轟「たたみかけろ!!」

飯田「ヒーローとして!!」

飯田の蹴りはヒーロー殺しに直撃

「がっ……」

轟は氷を張って緑谷と飯田を自分の元へ

緑谷「おおおおお」

轟「立て!!まだ奴は…」

ヒーロー殺しは氷の上でピクリとも動かなかった

緑谷「………さすがに気絶してる…?っぽい…?」

轟「じゃあ拘束して通りに出よう。何か縛れるもんは…」

緑谷「念の為、武器は全部外しておこう」

飯田「………」

近くにあったごみ置き場を漁りロープを手に入れた

轟「さすがごみ置き場、あるもんだな」

『そうだね、よかった』

飯田「轟くん、やはり俺が引く」

轟「お前腕グチャグチャだろう」

「悪かった…プロの俺が完全に足手まといだった」

緑谷「いえ…1対1でヒーロー殺しの個性だともう仕方ないと思います…強すぎる…」

轟「4対1の上にこいつ自身のミスがあってギリギリ勝てた。多分焦って緑谷の復活時間が頭から抜けてたんじゃねえかな。ラスト飯田のレシプロはともかく…緑谷の動きに対応がなかった」


「む!?んなっ…何故お前たちがここに!!!」


緑谷「グラントリノ!!!」

グラントリノ「座ってろっつったろ!!!」

緑谷「グラントリノ!!」

グラントリノは走って緑谷の顔に蹴りを入れた

グラントリノ「まァ…よぅわからんがとりあえず無事ならよかった」

緑谷「グラントリノ……ごめんなさい」

グラントリノ「お前さんも…血だらけじゃないか」

『すみません…勝手に…』


「細道…ここか!?あれ?」

「エンデヴァーさんから応援要請承ったんだが…子供…!?」

「ひどい怪我だ、救急車呼べ!!」

「おいこいつ…ヒーロー殺し!!?」


轟「あいつ…エンデヴァーがいないのはまだ向こうは交戦中ということですか?」

緑谷「ああそうだ、脳無の兄弟が…!」



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