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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第9章 蠢く




轟「こいつらは殺させねえぞヒーロー殺し」

「………」

轟はを地面に座らせた

緑谷「轟くん、そいつに血ィ見せちゃ駄目だ!多分、血の経口摂取で相手の自由を奪う!みんなやられた!」

轟「それで刃物か。俺なら距離保ったまま…」


ザッ!!


ナイフが轟の頬を掠った

「良い友人を持ったじゃないかインゲニウム」

振りがしたナイフをギリギリ氷で止めた

しかしヒーロー殺しの視線の先はナイフと同時に投げた刀が

視線を奪われている隙に轟の頬の血を舐め取ろうとした

轟は間一髪、炎でヒーロー殺しを遠ざけた

轟「っぶねえ」

飯田「何故…3人共…何故だ…やめてくれよ…兄さんの名を継いだんだ…僕がやらなきゃ…そいつは僕が…」

轟「継いだのか。おかしいな…」

轟は目の前に巨大な氷を作った

轟「俺が見たことあるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな。お前ん家も裏じゃ色々あるんだな」

緑谷「轟くん………!」

轟の氷は切り刻まれた

轟「!」

「己より素早い相手に対し自ら視界を遮る…愚策だ」

轟「そりゃどうかな」

炎を出そうとした腕にナイフが刺さる

轟「!!」

『焦凍くん…!!』

「お前も良い…」

轟「上……」

緑谷が建物を使ってヒーロー殺しの元へ飛び上がり、首元の衣服を掴んで遠ざけた

轟「緑谷!」

緑谷「何か普通に動けるようになった!!」

轟「時間制限か」

「いや…あの子は俺やあの子の後にやられたハズ!俺はまだ動けねぇ」

ヒーロー殺しは緑谷の脇腹に肘を突いて離れた

緑谷「ぐへっ!!」

轟「下がれ緑谷!」

緑谷「ひえ!」

轟は足元に氷を張ってさらに遠ざけた



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